陰陽調和料理とは
・どんな調理法?
・陰陽調和料理の考え方
・大丈夫?現代人の食は
・マクロビオティックとは違うもの??
| どんな調理法? |
陰陽調和料理にご興味をお持ち下さって有り難うございます。
自分で言うのもなんですが、素晴らしい調理方法だと自信を持っています。
なぜなら・・・
主婦が、あーこうだったらいいなー と思うキーワードが全部入ってるんです。
□毎日、毎回、面倒だなー・・・
□準備も大変、後片付けはさらに面倒だ・・・
□どうせ作ってるんだもん、おいしいって言われたい。
□家族と自分の健康を!って思うんだけど、実際どうしたらいいの〜?
□子供が野菜食べないんだよねー、あとダンナも!・・・
ホント、メタボ予備軍、生活習慣病になっちゃうよ!・・・
□レシピに振り回されてるのかしら??
・いろんなレシピがあるけど、覚えられなーい〜
・使いかけの調味料ばっかり増えるのよね〜
・今じゃ、食器より調理器具の方が多いかも??新婚の時張り切ったもんね・・・
□どーも最近下っ腹が・・・
うー
ちょっと便秘気味かなー
ウー
□今月は食費締めなきゃ!
といったことに思い当たることはありませんか(^^)
私は殆どあてはまりました。(キッパリ)
料理本なんて、本屋が出来る位集めましたよ;;
でも出産をきっかけに(きっちんすまいるとは?参照)知った、
『陰陽調和料理(いんようちょうわりょうり)』で
料理の概念が変わりました。
まずは陰陽調和料理の調理法のポイント をご紹介します。
| かんたん |
今までの下ごしらえはなんだったの?
切って、重ねて、煮るだけ!
野菜の皮むき、アク抜き、だしも要らない
| シンプル |
野菜が本来の旨味を発揮してくれるので調味料は少しでOK!!
使うお鍋はひとつだけだから調理も後片付けもラク
| おいしい |
少量の水で煮るので栄養の流出が少ない
陰陽の原理で、残した皮やアクが本来の野菜が持つ旨味へと変わります
素材本来のうま味が引き出されておいしい
| エコロジー・エコノミー |
捨てるところが少ないので、ゴミがほとんど出ません
加熱時間が短いので省エネ。今の時代に嬉しいですね
旬の野菜は安いので、お財布への負荷が少ないだけでなく
保存コストや輸送コストが抑えられるので地球への負荷も少ないんですよ。
| ヘルシー |
肉・油・砂糖はほとんど使わなくても味がしっかり
いつのまにか心も体も元気に
アトピー、アレルギーの改善
生活習慣病の予防
そのまま取り分けて離乳食、介護食に
どうですか、興味がわいてきたでしょ。
でも、同時にそんな都合のいい調理方法があるの〜?
という声も聞こえてきます。
というところで、陰陽調和料理の考え方を紹介します。
ちょっと難しい言い回しになりますが、ご容赦下さい(^^)
| 陰陽調和料理の考え方 |
「正反対ものが一つに溶け合って新たなものを生じる」という陰陽の考え方を
調理方法に反映させてできた料理を「陰陽調和料理」と呼びます。
「陰」とは冷やす・引き締めるといった性質のことを、「陽」とは温める・緩める
という性質のことを表しています。
万物は全てこの陰陽いずれかの性質を持っています。
もちろんその性質が強いものもあれば、弱いものもあります。
また、弱い「陰」は強い「陰」に比べると「陽」の性質を持つ、といった
相対的な考え方のものです。
「陰陽調和料理」はこのような異なる食材を「鍋」という小さな宇宙の中で
融合させることでおいしさと健康を引き出します。
まさに「反対の性質のものが新しいものを産み出す」ことを実感いただける
瞬間です。
わざわざ、ダシを取らなくても、食材同士がお互いに高めあって、
旨味とパワーを存分に出してくれるのです。
食材は極力捨てる部分を無くし、できる限り一物全体を使うように調理します。
その食材が生きている時は当然、根も葉も皮も揃っていますが、その状態こそ
一つの生命体として調和している状態といえます。
そうですよね?生(は)えている野菜は、走っている動物は、総て揃ってるからこそ
生きているんですよね。
生きているっていうことは目に見えないパワーを保っているんだと思いませんか?
だからこそ、できる限りそれに近い状態でいただくことで、学術的な栄養分だけではなく、
その生命力も一緒に自分の身体に採り入れることができるのです。
私たちの生は、自分以外の生を身体に取り込むことによって成り立っています。
同時に自分以外のパワーが自分のパワーになっているということを改めて認識・感謝することで
心のパワーもアップしていることに気づいていただけると思います。
そして、「いつの間にか元気になってたよ。」
そんな調理方法です。
えっ、ごぼうのあく抜きはしないの??
それどころか、皮もむきません!!
だから、ゴミも少ない。
その上、油を殆ど使わないので、洗い物が楽ちん。
私も楽だし、自然にも○。
みんなが実践してくれれば、自然に負荷をかけることが減るので、
キレイな環境を子供達に引き継ぐことが出来るのです。
| 大丈夫?現代人の食は・・・ |
太古からの飢餓の時代を経て、現在の食に困らない環境に生きる私たち。
特に高度成長期の間に世代間の文化の継承が途切れ、またグルメブームなどを
通じて世界中の食材をいただくことが可能になった反面、本来の食のあり方は
忘れられがちになっています。
食べることと健康は直結していると皆が漠然と知っています。
しかし、実際に生活に活かされているかというとなかなか難しく、ついつい
食べたいものを食べたいだけ食べてしまうという生活になっていませんか。
豊かになったようで、結局成人病やアレルギーなどの現代病の増加により
毎日や将来に対しての不安は多くなっているようにも感じます。
少し健康に興味のある方の食のとらえ方も、どちらかといえば栄養素や効能に
偏っていませんか?ビタミンがどうとか、食物繊維とか、なんとかカロチン
だったり・・・小麦粉にビタミンとミネラルを混ぜたものを植えても小麦が
生えてこないように、独立した栄養素をいくら多種類摂取したところで、
自分の命を維持、成長させてくれるようには思えません。
確かに栄養を補うのに効果はあるのでしょうが、分断独立した分子レベルで
食物をとらえるのではなく、その食材全体、食材が育つ環境全体まで視野を
拡げ、「生命力を維持するための食」ということをあらためて考える時代に
なったのではないかと思います。
一物全体食(いちもつぜんたいしょく):食材はそれ自体で陰陽の調和がとれているので、できる限りそのままいただくことにより食材本来のパワーを最適なバランスで採り入れることができるという考え方。(元の場所に戻る)
| マクロビオティックとは違うもの? |
マクロビオティックも陰陽調和料理も基本となる陰陽の考え方は同一です。
概要を申し上げると、人間も含むこの自然界は全体もそして個体もそれぞれが
ものを冷やす、引き締める性質の「陰」、
ものを温める、ゆるめる性質の「陽」
のバランスの中で存在していると考えます。
ここで、陰陽と言っても絶対的なものではなく相対的であるという考え方をし、
そして人間も陰陽のバランスが取れている状態を健康であるとしています。
陰とか陽とか難しい言葉で表しているので難解に聞こえますが、
要は偏って食べると良くないですよということです。
食べ物の中でも反対の性質を持つものがあり
「それぞれの性質を陰陽と呼びましょう。できるだけそれらをまんべんなく食べることが身体にいいんですよ。」
程度に考えていただければ 解りやすいかも知れませんね。
陰陽調和料理、特に私が主宰するきっちんすまいるで教えている陰陽調和料理は
家族の笑顔を目的にしています。
そして料理方法はあくまでもその手段だと考えています。
私自身、マクロビオティックこそ正式に習ったことはないものの、
とても厳しい考え方であるとお見受けしてきました。
そうして敢えて違いを考えてみると
マクロビは健康を前面に押し出したもの、
きっちんすまいるの陰陽調和料理は、おいしさ、手軽さを前面に押し出して
健康がくっついてきたものかなと思っています。
ちなみに私が修業時代に通っていた陰陽調和料理の教室では、
正食やマクロビを長年やってこられた五十代、六十代の方が、簡単さとおいしさに感動され、
一度体験された後そのまま続けられるケースを多く見かけました。
とはいっても、決してマクロビオティックを否定している訳ではなく、
何に重きを置くかということをお話ししているつもりです。
現に私の生徒さんにもマクロビオティックを習っている方がいらっしゃいますが
どちらも大切に思われ続けれられています。
私の家庭でいいますと、陰陽調和料理は完全に生活にはまりこんでいます。
今までの食生活からかけ離れたものではないので、家族にも受け入れられ易かったし、
なにより自分が全くイヤにならないところが気に入っています。












